本文へスキップ
🌸 用語辞典

香水・香料用語辞典

香水説明の意味不明ワードを、その場で解決。

「シプレって何?」「ヘディオンって成分?」——香水の説明文で つまずく専門用語 57語 を、 意味・例文・関連用語・参考記事とセットで引ける辞典です。

  • 🔍 いま気になる用語をすぐ検索 (所要30秒)
  • 🔰 初心者は「初心者おすすめ10語」タブから
  • 🔗 関連用語をタップして知識を芋づる式に広げる
⏱ 所要 30秒〜3分📚 57語収録🆓 無料 / 登録不要
ミキ
ミキ
香水のラベルに知らない言葉、多くない?
気になる用語を検索するか、カテゴリタブから選んでみて。57語ぜんぶ引けるよ。

💡 使い方(3ステップ)

  1. 気になる用語を検索ボックスに入力、またはカテゴリタブで絞り込み
  2. カードをタップして、意味・例文・関連用語を確認
  3. 「関連する用語」タップで知識を連鎖的に広げる
🌟 今日の1語香料分子

インドール

Indole

ジャスミンやオレンジフラワーに含まれる含窒素芳香族化合物。低濃度で妖艶なフローラル、高濃度で糞臭を放つ二面性を持つ香料分子。

由来・トリビア19世紀に藍染料の分解物として発見。動物由来の香りとの近さで有名。

→ この用語の詳細を見る

📚 学習フロー(レベル別)

1
初心者トップ/ミドル/ラストノート、フローラル、ウッディ、水蒸気蒸留などの基本骨格から。「初心者おすすめ10語」タブへ。
2
中級者リナロール、シトラール、シプレ、フゼアなど、香調ファミリーと主要分子の対応関係を掴む段階。
3
上級者ヘディオン、ダマスケノン、イロン、閾値、ヘッドスペース法など、調香設計と分析化学の語彙。

表示中: 57 語

嗅覚科学+

GC-MS上級

Gas Chromatography–Mass Spectrometry

ガスクロマトグラフィー質量分析。香料や精油の成分を分離・同定する標準的分析法で、天然香料の化学組成解析の基礎となる。

💬 使い方の例文「GC-MSで精油の全成分プロファイルを取得」

業界用語+

IFRA中級

International Fragrance Association

国際香粧品協会。香料の安全使用に関する自主基準を定め、皮膚感作性などのリスクに応じて成分ごとの使用上限を勧告している。

💬 使い方の例文「IFRA制限でオークモス配合量が0.1%以下に」

香水ノート+

アクアティック中級

Aquatic

海や水の透明感を表現する香調。1988年カロン・ノンプリュス以降、カロンやヘリオナールなどの合成香料で確立された比較的新しいファミリー。

💬 使い方の例文「カロンが刻む海風のアクアティック・ノート」

業界用語+

アコード中級🔰 基本

Accord

複数の香料を組み合わせて生まれる、単一素材のように知覚される新しい香りのまとまり。香水設計の基本単位。

💬 使い方の例文「カーネーション・アコード:オイゲノール+イランイラン+ローズ」

抽出法+

アブソリュート中級

Absolute

コンクリートをエタノールで洗い、ワックス分を除いて得られる濃厚な芳香抽出物。天然に最も近い花の香りを再現できる。

💬 使い方の例文「ローズ・アブソリュートが濃厚な生花感を担う」

香料分子+

イロン上級

Irone

アイリス(オリス)根の熟成中に生成されるメチルイオノン誘導体。パウダリーでスミレ様の高貴な香気を持つ、極めて高価な天然芳香成分。

💬 使い方の例文「3年熟成したオリスバターのイロンが高貴なパウダリーを支える」

香料分子+

インドール上級

Indole

ジャスミンやオレンジフラワーに含まれる含窒素芳香族化合物。低濃度で妖艶なフローラル、高濃度で糞臭を放つ二面性を持つ香料分子。

💬 使い方の例文「ジャスミンサンバックのインドール感が官能的な深みを与える」

香水ノート+

ウッディ初級🔰 基本

Woody

サンダルウッド、シダーウッド、ベチバー、パチョリなど木質香料を主体とする香調。ドライで落ち着いた印象を与える。

💬 使い方の例文「モダン・ウッディ:ベチバー、イソ E スーパー、シダーウッド」

香料分子+

オイゲノール中級

Eugenol

クローブ(丁子)やシナモンリーフに含まれるフェニルプロパノイド。スパイシーで甘い薬用香を持ち、カーネーションアコードの再現にも使われる。

💬 使い方の例文「オイゲノールとイランイランでスパイシー・カーネーションを構築」

香水ノート+

オリエンタル中級

Oriental / Amber

バニラ、レジン、樹脂系香料、スパイスを組み合わせた温かく官能的な香調。近年は「アンバー」と呼び替える動きが進む。

💬 使い方の例文「オリエンタル・アンバー:バニリン、ラブダナム、ベンゾイン」

嗅覚科学+

オルソネイザル中級

Orthonasal

鼻先から吸い込んで感知する匂いの経路。香水をムエットで嗅ぐときはこの経路が中心となる。

💬 使い方の例文「ムエットに付けてオルソネイザルで評価」

香料分子+

カリオフィレン上級

Caryophyllene

クローブやブラックペッパーに含まれるバイシクリック・セスキテルペン。ドライでスパイシーなウッディノートを支える基本成分。

💬 使い方の例文「カリオフィレンのペッパー感がウッディの背骨を作る」

香料分子+

カルバクロール上級

Carvacrol

オレガノやタイムに含まれるモノテルペンフェノール。強くスパイシーでハーバルな香りを持つ。

💬 使い方の例文「カルバクロールのハーバル感がフゼアのフレッシュさに寄与」

香料分子+

ゲオスミン上級

Geosmin

土壌菌が生産する土臭い有機化合物。ヒトの検出閾値がppt級と極めて低く、雨上がりの土の香り(ペトリコール)の主役。

💬 使い方の例文「ppb単位のゲオスミンが雨後の土のニュアンスを与える」

香料分子+

ゲラニオール中級

Geraniol

ゼラニウムやローズに含まれるモノテルペンアルコール。甘くフローラルなローズ様の香りを持ち、天然ローズ精油の重要構成成分。

💬 使い方の例文「ゲラニオールとフェニルエチルアルコールでみずみずしいローズを構築」

抽出法+

コンクリート上級

Concrete

溶剤抽出で得られる、ワックス・色素・芳香成分を含む半固形物。アブソリュートの前段階の中間素材。

💬 使い方の例文「1kgのジャスミンから約2.5gのコンクリートが得られる」

香料分子+

サンタロール中級

Santalol

サンダルウッド精油の主要成分(α体・β体)。クリーミーでミルキーな木の香りを担い、白檀の特徴的な柔らかさの正体。

💬 使い方の例文「α-サンタロールの含有率が高いマイソール産白檀は別格」

香料分子+

シトラール中級

Citral

ゲラニアール(E体)とネラール(Z体)の混合物で、レモングラスやレモンマートルに豊富。強力でシャープなレモン様香気を放つ。

💬 使い方の例文「シトラールが炸裂するようなグリーンレモンの立ち上がり」

香水ノート+

シプレ中級🔰 基本

Chypre

ベルガモット・ローズ・オークモス・パチョリを骨格とする古典香調。1917年ゲランのミツコで確立された、深く緑を含む知的な香調。

💬 使い方の例文「モダン・シプレ:ベルガモット×ローズ×パチョリの三角構造」

業界用語+

シラージュ中級

Sillage

香水を身に付けた人が通り過ぎた後に空間に残る香りの軌跡。フランス語で「船の航跡」を意味し、香水の広がり方を表す指標。

💬 使い方の例文「シラージュの強いオリエンタル」

業界用語+

ソリフロール中級

Soliflore

単一の花の香りを再現することをテーマにした香水。ミュゲ、ローズ、ジャスミンなどが代表例。

💬 使い方の例文「ミュゲのソリフロール香水」

香料分子+

ダマスケノン上級

Damascenone

ローズオイルに極微量含まれるC13ノルイソプレノイド。閾値がppb級と極めて低く、ダマスクローズの華やかな骨格を作る鍵成分。

💬 使い方の例文「ダマスケノン数ppmが香水全体のローズ感を格上げする」

香料分子+

チモール上級

Thymol

タイム精油の主要成分でカルバクロールの構造異性体。ハーバルでシャープな薬草香を放つ結晶性化合物。

💬 使い方の例文「チモールとラベンダーでハーバル・アロマティックを構築」

香水ノート+

トップノート初級🔰 基本

Top Note

香水を肌に付けて最初に立ち上がる香り(5〜15分程度)。柑橘系やハーブ系など揮発性の高い香料が担当し、第一印象を決める。

💬 使い方の例文「トップノート:ベルガモット、レモン、ピンクペッパー」

業界用語+

ドライダウン中級

Drydown

香水を付けてから数時間後、揮発性成分が飛んでベースノートが残った状態の香り。その香水の本質が現れる時間帯とされる。

💬 使い方の例文「ドライダウンでムスクとバニラの体温感が残る」

香料分子+

ネロール中級

Nerol

ゲラニオールのシス異性体。ネロリ油やローズ油に含まれ、より繊細でフレッシュなローズ様のニュアンスを香りに与える。

💬 使い方の例文「ネロールがネロリの透明感あるフローラルを支える」

香料分子+

パチョリオール中級

Patchoulol

パチョリ精油に多く含まれるセスキテルペンアルコール。土っぽく重厚な残香を持ち、シプレやオリエンタル系香水のベースに不可欠。

💬 使い方の例文「熟成パチョリのパチョリオールがシプレの深さを支える」

香料分子+

バニリン初級🔰 基本

Vanillin

バニラビーンズの主要芳香成分。甘くクリーミーな香りで、グルマン系香水の中核。トンカ豆のクマリンとよく対比される。

💬 使い方の例文「バニリンとサンダルウッドで甘く温かいラストを構築」

業界用語+

パフューマー(調香師)初級🔰 基本

Perfumer / Nose

数百〜千種以上の香料を記憶し、香水を設計する専門職。「ネ(Le Nez)」と呼ばれ、養成には長期の訓練を要する。

💬 使い方の例文「グランパフューマーの手によるオートクチュール調香」

香料分子+

ビサボロール上級

Bisabolol

カモミールに豊富なセスキテルペンアルコール。ほのかに甘く穏やかな香りを持つ。

💬 使い方の例文「カモミールのビサボロールが穏やかなハーバルを与える」

香料分子+

ヒノキチオール上級

Hinokitiol

青森ヒバやタイワンヒノキから得られるトロポロン系化合物。木質の落ち着いた香りを持つ、日本で発見された芳香成分。

💬 使い方の例文「青森ヒバのヒノキチオールが静謐な日本のウッディを表現」

香料分子+

フェニルエチルアルコール中級

Phenylethyl Alcohol

ローズ油に多く含まれる芳香族アルコール。みずみずしいバラ様の香りで、フローラルアコードの基本パレット。

💬 使い方の例文「フェニルエチルアルコールが瑞々しいローズの水感を演出」

香水ノート+

フゼア中級

Fougère

ラベンダー・オークモス・クマリンを軸にしたシダを思わせる香調。1882年ウビガンの「フゼア・ロワイヤル」が原型で、メンズ香水の一大ジャンル。

💬 使い方の例文「クラシック・フゼア:ラベンダー、クマリン、オークモス」

嗅覚科学+

プルースト効果初級🔰 基本

Proust Phenomenon

匂いが自伝的記憶や強い情動を突発的に呼び起こす現象。作家マルセル・プルーストの逸話に由来し、扁桃体・海馬との直接結合が背景にある。

💬 使い方の例文「プルースト効果で祖母の家の記憶がよみがえる」

香水ノート+

フローラル初級🔰 基本

Floral

花の香りを主体とする最大の香調ファミリー。単一花のソリフロールから複数花のブーケまで幅広く、香水の中心を担う。

💬 使い方の例文「ホワイトフローラル・ブーケ:ジャスミン+チュベローズ+オレンジフラワー」

抽出法+

ヘッドスペース法上級

Headspace Technique

生きた花や果実の周囲の空気を捕集し、GC-MSで分析して香気を再構成する非破壊的手法。1970年代にジボダンで確立された。

💬 使い方の例文「ヘッドスペース分析でしか捉えられない生花の一瞬の香り」

香料分子+

ヘディオン上級

Hedione

ジャスミン様の透明感ある拡散力を持つ合成香料(メチルジヒドロジャスモネート)。1966年ディオール「オーソバージュ」で採用され現代香水の必須素材となった。

💬 使い方の例文「30%以上のヘディオンが透明感ある広がりを作る」

香料分子+

ベンズアルデヒド中級

Benzaldehyde

ビターアーモンドを想起させる芳香族アルデヒド。桜餅や杏仁を連想させるナッティ・チェリー様の香りを担う。

💬 使い方の例文「ベンズアルデヒドがヘリオトロープのチェリー様甘さを表現」

香水ノート+

ホワイトフローラル中級

White Floral

ジャスミン、チュベローズ、ガーデニア、オレンジフラワーなど白い花を集めた香調。インドール性のある濃厚で官能的な香りが特徴。

💬 使い方の例文「濃密なホワイトフローラル:チュベローズ、ジャスミンサンバック、ガーデニア」

香水ノート+

ミドルノート初級🔰 基本

Middle / Heart Note

トップの後に現れ、香水の中核をなす香り(30分〜2時間)。フローラルやスパイス系が中心で、その香水の性格を象徴する。

💬 使い方の例文「ハートノート:ローズ、ジャスミン、ゼラニウム」

香料分子+

ムスコン上級

Muscone

天然ジャコウ(ムスク)の主要な芳香成分である15員環マクロサイクリックケトン。動物性の温かい官能的香気を持ち、現在は合成品が使用される。

💬 使い方の例文「合成ムスコンがラストに官能的な体温感を残す」

香水ノート+

ラストノート初級🔰 基本

Base / Last Note

時間が経って肌に残る香り(数時間〜半日)。ウッディ、ムスク、レジンなど分子量が大きく持続性の高い香料で構成される。

💬 使い方の例文「ベースノート:サンダルウッド、ムスク、アンバー」

香料分子+

リナリル酢酸エステル中級

Linalyl Acetate

ラベンダーやクラリセージ精油の主成分の一つ。フルーティで甘いフローラルグリーン調を持ち、ラベンダーのやわらかさを担う。

💬 使い方の例文「リナロール+リナリル酢酸エステルでラベンダーらしさを再現」

香料分子+

リナロール中級

Linalool

ラベンダーやベルガモットに豊富に含まれる無色のモノテルペンアルコール。フローラルで爽やかな香りを持ち、鎮静作用の研究も進む代表的な芳香成分。

💬 使い方の例文「トップにベルガモット、リナロールの落ち着いたフローラルが香りを支える」

香料分子+

リモネン初級🔰 基本

Limonene

柑橘類の皮に大量に含まれるモノテルペン炭化水素。オレンジやレモンのフレッシュな香りの主成分で、d体とl体の光学異性体で香調が異なる。

💬 使い方の例文「d-リモネンが弾けるようなオレンジの立ち上がりを演出」

嗅覚科学+

レトロネイザル中級

Retronasal

口に入れた食品の香りが咽頭を通って鼻腔に届く経路。「風味(フレーバー)」の主役で、味覚と密接に連動する。

💬 使い方の例文「ワインの風味はレトロネイザルで捉える」

香料分子+

ロズオキシド上級

Rose Oxide

ブルガリアンローズやライチに含まれる環状エーテル。グリーンでメタリックなローズトップノートを与える微量成分。

💬 使い方の例文「ロズオキシドがライチ様の透明感あるトップを作る」

嗅覚科学+

順応(嗅覚疲労)初級🔰 基本

Olfactory Adaptation

同じ匂いに継続的にさらされると感度が低下する現象。自分の香水の匂いが分からなくなる原因で、「ノーズブラインド」とも呼ばれる。

💬 使い方の例文「順応で自分の香水がわからなくなる(ノーズブラインド)」

抽出法+

水蒸気蒸留初級🔰 基本

Steam Distillation

植物原料に水蒸気を通し、揮発した芳香成分を凝縮して精油を得る古典的手法。多くのハーブや柑橘葉の精油はこの方法で製造される。

💬 使い方の例文「水蒸気蒸留で得られたラベンダー精油」

抽出法+

超臨界CO2抽出上級

Supercritical CO₂ Extraction

超臨界状態の二酸化炭素を溶媒に用いる現代的抽出法。低温で熱劣化を避けられ、残留溶剤がないクリーンな芳香抽出物が得られる。

💬 使い方の例文「CO2エキストラクトのフレッシュジンジャー」

抽出法+

溶剤抽出中級

Solvent Extraction

ヘキサンなど有機溶剤で花の芳香成分を抽出する方法。熱に弱いジャスミンやチュベローズなど、水蒸気蒸留に耐えない花に用いられる。

💬 使い方の例文「溶剤抽出でジャスミンサンバックのコンクリートを得る」

抽出法+

冷浸法(アンフルラージュ)上級

Enfleurage

無臭の獣脂に花弁を並べ、香気成分を油脂に吸着させる伝統的手法。手間がかかるため現在は工業的にはほぼ使われないが、ミュゲなど水蒸気蒸留できない花に歴史的に用いられた。

💬 使い方の例文「グラースの伝統技法アンフルラージュ」

嗅覚科学+

嗅球上級

Olfactory Bulb

嗅神経が最初に投射する脳内構造。糸球体で情報がマッピングされ、匂いのパターン認識の基礎処理が行われる。

💬 使い方の例文「嗅球の糸球体マップが匂いパターンを描く」

嗅覚科学+

嗅上皮上級

Olfactory Epithelium

鼻腔上部にある嗅細胞(嗅神経細胞)が並ぶ粘膜組織。空気中の匂い分子を受容し、電気信号として脳へ伝える最初の関門。

💬 使い方の例文「約400種の受容体を持つ嗅上皮」

嗅覚科学+

閾値中級

Odor Threshold

匂いをヒトが検知できる最低濃度。物質ごとに大きく異なり、ゲオスミンやダマスケノンなど閾値の極端に低い成分は香水設計上の要になる。

💬 使い方の例文「ゲオスミンの閾値は5ppt、ヒトはサメより敏感」

香料分子+

α-ピネン中級

α-Pinene

松やヒノキ・ローズマリーに含まれるモノテルペン炭化水素。爽やかで樹脂質の松葉様の香気を持ち、森林浴の香りを構成する。

💬 使い方の例文「α-ピネンが森林浴のような清々しさを与える」

香料分子+

β-ピネン上級

β-Pinene

α-ピネンの位置異性体で、よりドライでコニファー的な松やに調。多くの針葉樹精油に共存する。

💬 使い方の例文「β-ピネンがサイプレス精油のドライな側面を担う」

ケン
ケン
用語を知ると、香りが「感覚」から「言葉と設計図」に変わる。ここからが本当の面白いところ。

🧠 なぜ香水用語を知ると香りが変わるのか

香水の説明文に並ぶ「シプレ」「ホワイトフローラル」「ヘディオン」といった用語は、 単なる装飾ではなく 香りの構造 を指し示す設計言語です。 用語を知ることで、目の前の香水がどんな骨格 (香調ファミリー) の上に、 どんな分子で香りの立ち上がり (トップ) から余韻 (ラストノート) までを描いているかが 見通せるようになり、「なぜ自分がこの香りを好きなのか」が言語化できるようになります。

嗅覚は約400種の受容体が匂い分子のパターンを読み取ることで成立します (Buck & Axel, 2004年ノーベル賞)。用語を通じてこの 「分子 → 受容体パターン → 知覚される香調」の対応が結ばれると、 香水選びは"感覚頼み"から"仮説を持って試す"営みに変わります。 プルースト効果 (匂いが記憶を呼び起こす現象) の研究が示すように、 香りを言語化することは、記憶とのつながりも深めます。

参考文献・Buck L, Axel R. "A novel multigene family may encode odorant receptors" Cell (1991)
・Turin L. The Secret of Scent (Harper Perennial, 2007)
・久光真嗣『香料の科学』講談社ブルーバックス (2013)

🎯 次はこのツールへ

用語がわかったら、次は自分の香りの好みを掘り下げましょう。

📖 用語をもっと深く理解する記事

この辞典が役に立ったらシェアしてください 🙏

𝕏 で辞典をシェア

← ツール一覧へ戻る