アロマブレンド
設計ツール
目的を選ぶと、精油3〜5本のブレンドレシピと
滴数、香りの展開イメージを提案します。
- ✔ 黄金比 30 : 50 : 20 を反映
- ✔ 各精油の主要成分と役割つき
- ✔ 合計10滴基準、そのまま試せる

アロマ初心者〜中級者で、「なんとなく好きな香り」を、科学的に納得できるブレンドとして試したい方へ。滴数まで具体的なので、そのままディフューザーやアロマストーンで使えます。
- 目的別のブレンドレシピ (精油3〜5本・滴数付き)
- トップ:ミドル:ラストの実配合比率を可視化
- なぜその組み合わせが選ばれたかの科学的根拠
🧭 使い方 (3ステップ)
- 8つの目的から1つ選ぶ。 リラックス、集中、安眠、爽やかな朝など。
- 提示されたレシピを確認する。 精油名・滴数・主要成分・役割が表示されます。
- 調合の手順に従って混ぜる。 ラスト → ミドル → トップの順に垂らし、24時間寝かせて完成。
🎯 黄金比 30 : 50 : 20 とは
揮発の早い成分ほど分子量が小さく蒸気圧が高いため、時間軸で香りが「トップ → ミドル → ラスト」と展開します。ミドルを厚めに配することで、香りの中心が長く感じられます。
目的を選んでください

🔬 ブレンド設計の科学
1. 分子量と蒸気圧が「時間軸」を決める
精油に含まれる香気成分は、分子量が小さく蒸気圧が高いほど早く揮発します。 リモネン (分子量136) やl-メントール (156) はトップに、リナロールやゲラニオール (154) はミドル、 セドロールやパチュロール (222) といった大きな分子はラストに位置します。
2. 30:50:20 が「聴きやすい」理由
トップを厚くしすぎると香りが早々に飛び、ラストを厚くしすぎると重く感じられます。 中間層に主役を置く 30:50:20 は、時間経過とともに香りの中心が長く続き、 入りと余韻が過剰にならないバランス。香水調香の教科書 (Calkin & Jellinek, 1994) でも 基本比率として紹介される考え方です。
3. 「相性」は成分の重なりで決まる
異なる精油でも共通の成分 (例: リナロール、リモネン) を持っていると、香りがつながって感じられます。 ラベンダーとベルガモットが好相性なのは、双方に酢酸リナリルとリナロールが 含まれているため。ブレンド設計では「主役を1本、支える成分を持つ精油を周りに」がセオリーです。
🧪 精油別ミニコラム — この精油はここが強み
ラベンダー
酢酸リナリル + リナロール (合計60-70%)
エステルとアルコールの黄金比。「穏やかで甘い」を担う分子構成で、多くのブレンドの中心になりやすい。
ベルガモット
リモネン + 酢酸リナリル + リナロール
柑橘とフローラルの両方の橋渡し分子を持つ稀有な精油。ブレンドの「入口」を担う定番。
サンダルウッド
α/β-サンタロール (合計70%以上)
分子量220前後の大分子で、極めて長い残香を持つ。ラストノートの筆頭。
ローズマリー・シネオール
1,8-シネオール (40-55%)
鼻粘膜のTRPM8を刺激し「クリア感」を演出。ハーブ調の芯を作る。
フランキンセンス
α-ピネン + インセンソール
針葉樹的な清らかさと樹脂的な深みの二層構造。瞑想的な印象を担う。
パチュリ
パチュロール + α-ブルネセン
セスキテルペン主体で「土・大地」の残香。フローラルを支える重り役。
ベチバー
クシモール + ベチベロール
スモーキーで湿った根の香り。マスキュリンブレンドのアンカー。
ゼラニウム
シトロネロール + ゲラニオール
ローズと共通の分子を持ちながら価格が10分の1。フローラルの厚み増しに。
⚠️ 大切な免責事項: 本ツールは医療目的ではなく、香りとしての楽しみ方の提案です。精油の原液を肌に塗布したり、飲用したりしないでください。妊娠中・授乳中・持病がある方、乳幼児・ペットのいる環境では、各精油メーカー・医療専門家の指示に従ってご使用ください。特定の疾患の治療・予防・改善を保証するものではありません。
