いい匂い花・植物
金木犀
Osmanthus (Sweet Olive)
香りの強さ:強いにおい
臭気の客観指標
臭気強度(6段階臭気強度表示法)
4 / 5
強いにおい
根拠: 環境省 6段階臭気強度表示法(悪臭防止法)
基準: 悪臭防止法 6段階臭気強度表示法(環境省)
嗅覚閾値(検知閾値)
0.000007 ppm
代表成分: beta-Ionone
出典: Buttery et al., J. Agric. Food Chem., 1988; van Gemert, 2011
※ 臭気強度は環境省「6段階臭気強度表示法」に準拠した感覚的評価値です。嗅覚閾値はヒトが検知できる最低濃度で、値が小さいほど少量で匂いを感じます。
香りの説明
甘くフルーティーで、どこか懐かしさを感じさせる秋の香り。スミレに似た甘さとわずかなメランコリックな香調。
主な化学物質
リナロールβ-イオノンγ-デカラクトンシス-3-ヘキセノールジヒドロ-β-イオノン
効果・影響
- 心を落ち着かせる効果
- ノスタルジーの喚起
- リラクゼーション
エビデンス
2018日本植物生理学会 Q&A
金木犀の主な芳香分子はリナロール、イオノン、ジャスモンであり、イオノンはスミレにも含まれる懐かしい甘さを持つ成分
2010Journal of the Science of Food and Agriculture (Baldermann et al.)
金木犀の香りの中核となるβ-イオノンはカロテノイドの酸化的切断により生成される。微量で強い香りを放ち、ヒトの嗅覚受容体OR51E2を非常に低い閾値で活性化するため、一時的に嗅覚が飽和して「消える香り」と感じられる。
トリビア
- 金木犀は「三大香木」の一つで、中国では古来「桂花」として宮廷文化で珍重された
- 金木犀の香りが最も強くなるのは満開直後の早朝
