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臭い匂い体臭・生体由来

おなら

Flatulence odor

香りの強さ:楽に感知できるにおい

臭気の客観指標

臭気強度(6段階臭気強度表示法)
3 / 5
楽に感知できるにおい
根拠: 環境省 6段階臭気強度表示法(悪臭防止法)
基準: 悪臭防止法 6段階臭気強度表示法(環境省)
嗅覚閾値(検知閾値)
0.00007 ppm
代表成分: Methanethiol (Methyl mercaptan)
出典: Nagata Y. (2003), JAOE database entry #12. Methyl mercaptan: 7.0 x 10^-5 ppm.

※ 臭気強度は環境省「6段階臭気強度表示法」に準拠した感覚的評価値です。嗅覚閾値はヒトが検知できる最低濃度で、値が小さいほど少量で匂いを感じます。

香りの説明

腸内で嫌気性菌が食物を発酵する際に発生する硫黄化合物による腐卵臭。主に硫化水素、メタンチオール、ジメチルスルフィドの混合臭。

主な化学物質

硫化水素 (H2S)メタンチオール (CH3SH)ジメチルスルフィド ((CH3)2S)ジメチルジスルフィドジメチルトリスルフィド

効果・影響

  • 社会的な恥ずかしさ
  • 通常は無害
  • 過度の放屁は消化器系疾患の兆候となりうる

対策

  • 活性炭による臭気除去(ほぼ全ての臭いを除去)
  • 酢酸亜鉛による硫黄ガス含有量の低減
  • 高硫黄食品(卵、肉、ニンニク等)の摂取制限
  • 腸内フローラの改善(プロバイオティクス)

エビデンス

1998Gut (Suarez et al.)

おならの臭いの主要ガスは硫化水素(1.06 μmol/L)で、メタンチオール(0.21 μmol/L)、ジメチルスルフィド(0.08 μmol/L)が続く。悪臭は硫化水素濃度と有意に相関。

1991American Journal of Clinical Nutrition (Tomlin et al.)

食物繊維の摂取量増加に伴い腸内ガス産生量が有意に増加することを確認。特に豆類・全粒穀物の摂取が放屁回数と硫黄化合物濃度に強く影響する。

トリビア

  • 研究者は被験者16名に直腸チューブを挿入しておならを定量採取し、2名の審査員が臭い強度を評価するという方法で研究を行った。
  • 活性炭は放屁の臭いをほぼ完全に除去できるが、酢酸亜鉛は硫黄ガスを減らすものの完全な消臭には至らない。