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臭い匂い化学物質・自然現象dangerous

アンモニア

Ammonia

香りの強さ:強いにおい

臭気の客観指標

臭気強度(6段階臭気強度表示法)
4 / 5
強いにおい
根拠: 環境省 6段階臭気強度表示法(悪臭防止法)
基準: 悪臭防止法 6段階臭気強度表示法(環境省)
嗅覚閾値(検知閾値)
1.5 ppm
代表成分: Ammonia (NH3)
出典: Nagata Y. (2003), JAOE database entry #148. Ammonia: 1.5 ppm.

※ 臭気強度は環境省「6段階臭気強度表示法」に準拠した感覚的評価値です。嗅覚閾値はヒトが検知できる最低濃度で、値が小さいほど少量で匂いを感じます。

香りの説明

鼻を刺す強烈な刺激臭を持つ無色のガス。尿の分解、有機物の腐敗、清掃用品などから発生。1.5 ppm程度で検出可能で、高濃度では気道や肺に重篤な損傷を引き起こす。

主な化学物質

アンモニア (NH3)

効果・影響

  • 目、鼻、喉の刺激
  • 高濃度で咳、喘鳴、呼吸困難
  • 高濃度で気道の熱傷、肺水腫、致死
  • 塩素系漂白剤との混合で有毒な塩素ガスを発生

対策

  • 十分な換気
  • 漂白剤と絶対に混ぜない
  • 使用時は希釈して使う
  • ゴム手袋と保護眼鏡の着用
  • 曝露時は新鮮な空気のある場所へ移動

エビデンス

2023ATSDR (CDC)

通常の環境濃度のアンモニアによる健康被害は確認されていないが、高濃度曝露では気道・肺に深刻な損傷を引き起こす。塩素系漂白剤との混合は致死的な塩素ガスを発生させるため厳禁。

2004Agency for Toxic Substances and Disease Registry (ATSDR)

アンモニアの毒性プロファイル。25 ppmで刺激を感じ、300 ppm以上で気道損傷、5000 ppm以上で致死的であることを報告。嗅覚ではなく三叉神経で検知されることを確認。

トリビア

  • 「アンモニア」の語源はエジプトのアモン神殿付近でラクダの糞から得られた塩化アンモニウムにちなむ。
  • アンモニアは嗅覚ではなく三叉神経を刺激して感知されるため、嗅覚障害がある人でも検出できる。気絶時に嗅がせる嗅ぎ塩(smelling salts)の主成分。