臭い匂い体臭・生体由来
ワキガ
Axillary osmidrosis
香りの強さ:強いにおい
臭気の客観指標
臭気強度(6段階臭気強度表示法)
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強いにおい
根拠: 環境省 6段階臭気強度表示法(悪臭防止法)
基準: 悪臭防止法 6段階臭気強度表示法(環境省)
※ 臭気強度は環境省「6段階臭気強度表示法」に準拠した感覚的評価値です。嗅覚閾値はヒトが検知できる最低濃度で、値が小さいほど少量で匂いを感じます。
香りの説明
脇の下から発する独特の刺激的な酸っぱい臭い。アポクリン汗腺から分泌された汗を皮膚常在菌が分解することで発生する、玉ねぎやスパイスに似た強い体臭。
主な化学物質
(E)-3-メチル-2-ヘキセン酸 (3M2H)3-ヒドロキシ-3-メチルヘキサン酸 (HMHA)3-メチル-3-スルファニルヘキサン-1-オール (3M3SH)
効果・影響
- 社会的ストレスや心理的負担
- 対人関係への影響
- 健康上の直接的害はないが QOL に影響
対策
- こまめな入浴と脇の洗浄
- 通気性のよい衣類の着用
- 衣類のこまめな洗濯(皮脂汚れを落とす)
- 医療機関への相談(症状が強い場合)
エビデンス
2020Philosophical Transactions of the Royal Society B
ヒト腋窩臭の生化学的形成機構を進化的文脈で解明。ABCC11遺伝子のハプロタイプが臭いの有無を決定する。
2006Chemical Senses (Akutsu et al.)
日本人被験者30名のTシャツから(E)-3-メチル-2-ヘキセン酸を個人別に定量分析(GC-MS)。6名から15.9〜34.6 nmol/mLを検出し、アジア人においても腋窩臭に関与することを初めて報告。
2023International Journal of Dermatology and Venereology
ソフピロニウム臭化物が腋臭症に伴う多汗症の臭い強度を有意に低減することを確認。
トリビア
- ワキガの有無はABCC11遺伝子の一塩基多型で決まり、東アジア人の多くは乾型耳垢とともにワキガになりにくい変異を持つ。
- ワキガ臭の原因菌はStaphylococcus aureusなどのグラム陽性菌で、汗自体はほぼ無臭。
